韓国観音霊場(からくにかんのんれいじょう)は、韓国に開創された観音霊場である。

概要

昭和52年(1977年)頃から京都府長岡京市の海印寺と韓国の海印寺の関連を調査していた柳谷観音楊谷寺の日下梯宏住職は、韓国の寺院を参拝する都度多くの寺院で観音菩薩が祀られている事を目にし、韓国に観音信仰が根付いていることに気づいた。

過去に京都洛西観音霊場の再興に関わった経験から、同様の観音霊場を韓国に開創することを発願する。

韓国最大の宗派である曹渓宗に協力を仰ぎ、50ヶ寺の寺院の紹介を受ける。1982年から1983年にかけて各寺院を訪れ、観音霊場札所開創を願い出た。各寺院に札所を定めて巡拝する形式の巡礼が日本独自の信仰であることから、韓国にはその習慣がなく、承諾を得るのに苦労したようである。結果、客番4ヶ寺を含めた37ヶ寺をもって昭和59年(1984年)に開創した。各札所用に納経印が作られ、各寺院に配布された。

開創当初は巡拝し満願を果たす巡礼者も出ていたが、継続的なケアが不足していたのか、2000年ごろからは札所寺院自身の多くがその存在を忘れていくようになり、2008年に曹渓宗が韓国観光公社と共に

霊場一覧

参考文献

  • 日下梯宏『韓国(からくに)観音の旅』(文芸タイムス社、1987年)

関連項目

  • 韓の国三十三観音聖地

『韓国33観音聖地巡り(禅雲寺、金山寺)、全州(韓屋マウル、滋満壁画マウル)への旅(2015/7/17~20)』全州(韓国)の旅行記・ブログ

韓国三十三観音霊場 御朱印 タッキーのブログ

韓国33観音聖地第14番華厳寺(全羅南道求礼郡) オヌルドチョウンナル

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