元鳴尾町(もとなるおちょう)は、愛知県名古屋市南区の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施。
地理
名古屋市南区南東部に位置する。東は緑区、西は鳴尾一丁目・鳴尾二丁目、北は星崎一丁目・星崎二丁目、南東は鳴尾町に接する。
歴史
町名の由来
鳴尾は当地周辺の古名であるという。
沿革
- 1967年(昭和42年)6月30日 - 南区星崎町・鳴尾町の各一部により、同区元鳴尾町として成立する。
- 1973年(昭和48年)2月8日 - 鳴尾町・星崎町の各一部を編入する。
世帯数と人口
2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
- JR東海道本線
- JR東海道新幹線
- 国道1号
施設
- 鳴尾公会堂
- 明治4年に名古屋県出張所として知多郡横須賀町(東海市)において建設された建物で、後年鳴尾村が払い下げを受け、鳴尾学校校舎として使用したものである。
- 松風公園
- 1971年(昭和46年)10月15日供用開始。
- 浄土宗称念寺
- 真宗大谷派西来寺
- 境内には永井荷風追慕碑が建てられている。荷風自身は東京府出身であるが、先祖である永井星渚が鳴尾に屋敷を構えていたことによる。鳴海小作争議において小作人の拠点となったとされる。
- 若宮八幡社
- 星崎第二公園
- 1967年(昭和42年)10月11日供用開始。
- 牛毛神社
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 457-0065(集配局:名古屋南郵便局)。
脚注
WEB
文献
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 名古屋市教育委員会『知っておきたい15の史実 ナゴヤ歴史探検』名古屋市教育委員会、2018年。ISBN 978-4-8356-3746-4。
関連項目
- 名古屋市の地名
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、元鳴尾町に関するカテゴリがあります。




