由岐駅(ゆきえき)は、徳島県海部郡美波町西の地東地にある四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線(阿波室戸シーサイドライン)の駅である。駅番号はM18。駅の標高は4 m。
歴史
- 1939年(昭和14年)12月14日:開業。
- 1972年(昭和47年)10月1日:貨物取扱廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
- 1996年(平成8年)7月1日:木造二階建ての駅舎に改築。
- 2010年(平成22年)9月1日:無人化(簡易委託化)。
- 2019年(平成31年/令和元年)4月以降:自動券売機を撤去。
- 2022年(令和4年)4月1日:接続する徳島バスの高速バス「室戸・生見・阿南 - 大阪線」の阿南駅 - 浅川駅間でJR四国との共同経営が開始され、運賃が共通化し、JRの有効な乗車券類で当該区間へのバス乗車が可能となる。
- 2023年(令和5年)5月20日:前述の高速バス「室戸・生見・阿南 - 大阪線」において阿波海南駅至近に「海部高校前」バス停が新設されたことに伴い、共同経営区間が阿波海南駅まで延長される。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、海部に向かって左側に駅舎を持つ。跨線橋などはなく、駅舎反対側のホームは構内踏切で連絡している。駅の前後に両開きの分岐器を有する。駅舎は1996年にJR四国初のコミュニティ施設を合築した駅舎に改築された。コミュニティ施設「ぽっぽマリン」1階には展示水槽、特産品売り場、観光案内所が、2階に郷土資料館やイベントスペースがある。
駅舎内に自動券売機が設置されていたが、この自動券売機は2019年4月以降に撤去されている。
のりば
利用状況
1日平均乗車人員は下記の通り。
駅周辺
接続交通機関
高速バス
美波町由岐支所前に位置する由岐バス停に停車する。
- 徳島バス
- 室戸・生見・阿南大阪線(上り)橘営業所・阿南駅・高速舞子・ハービスOSAKA・なんば高速バスターミナル方面
- 室戸・生見・阿南大阪線(下り)日和佐・牟岐・浅川・海部高校前・海部・宍喰・甲浦・生見方面
- 室戸・生見・阿南大阪線(下り)日和佐・牟岐・浅川・海部高校前・海部・宍喰・甲浦・生見・野根・室戸世界ジオパークセンター・岬・室戸方面
※阿南駅 - 甲浦間途中乗降可能、阿南駅 - 海部高校前間JRの乗車券等で利用可能。
タクシー
- 由岐タクシー
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■牟岐線
- 臨時特急「やくおうじ」停車駅
- ■普通
- 阿波福井駅 (M17) - 由岐駅 (M18) - (臨)田井ノ浜駅 - 木岐駅 (M19)
脚注
参考文献
- 川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、196-207頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 由岐駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道




