石田 匠(いしだ しょう、1991年11月17日 - )は、日本の元プロボクサー。井岡ボクシングジム所属。第37代日本スーパーフライ級王者。

来歴

大阪府堺市出身。堺市立深井西小学校6年の時に憧れていた井岡一翔が所属する井岡ジムでボクシングを始め、通信制の秋桜高校2年時の国体でバンタム級優勝。

2009年2月8日、松下IMPホールでタウィーサック・ペッチティーラポンとスーパーフライ級4回戦を行い、初回2分40秒KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2013年9月11日、大阪府立体育会館でWBA世界スーパーフライ級11位のペッバーンボーン・ゴーキャットジムと対戦し、2回1分30秒KO勝ちを収めた。

2014年8月11日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級王者の戸部洋平と対戦し、10回3-0(96-94×2、97-93)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年12月31日、大阪府立体育会館で森崎正人と対戦し、5回1分59秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2015年4月22日、大阪府立体育会館で江藤大喜と対戦し、10回2-1(96-95、97-93、95-96)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2015年9月27日、大阪府立体育会館で木村隼人と対戦し、10回3-0(97-93、98-93、99-91)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2015年12月31日、大阪府立体育会館で大塚隆太と対戦し、4回1分13秒TKO勝ちを収め4度目の防衛に成功した。

2016年4月17日、大阪府立体育会館で船井龍一と対戦し、10回2-0(96-96、96-94、97-95)の判定勝ちを収め5度目の防衛に成功した。

2016年7月22日、日本スーパーフライ級王座を返上した。

2017年10月28日、カーディフのプリンシパリティ・スタジアムでWBA世界スーパーフライ級王者のカリッド・ヤファイと対戦し、プロ初黒星となる12回0-3(110-118、112-116×2)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2018年7月29日、大阪府立体育会館第2競技場で元OPBF東洋太平洋フライ級王者のリチャード・クラベラスと対戦し、4回31秒TKO勝ちを収めた。

2018年12月9日、大阪府立体育会館第2競技場で元WBO世界スーパーフライ級1位のワーリト・パレナスと対戦し、8回3-0(78-74、78-73、78-72)で判定勝ちを収めた。

2019年10月30日、大阪府立体育会館第2競技場でIBF世界スーパーフライ級王者ヘルウィン・アンカハスへの挑戦者決定戦として、IBF世界スーパーフライ級8位のイスラエル・ゴンサレスと対戦する事が発表された。当初はグアダラハラで行われる予定であったが、井岡ジムが興行権を獲得し、日本国内で開催されることになった。

2019年12月28日、大阪府立体育会館第二競技場でイスラエル・ゴンサレスと対戦するも、12回1-2(112-116、116-112、113-115)で判定負けを喫し、挑戦権獲得に失敗した。

2020年11月23日、三田市総合文化センター郷の音ホールで日本ユースバンタム級王者の石井渡士也と対戦し、8回3-0(78-74、77-75、79-73)で判定勝ちを収めた。

2021年12月11日、名古屋国際会議場で元世界3階級制覇王者の田中恒成と52.5キロ契約のノンタイトル10回戦で対戦し、1-2(96-94、94-96、95-96)の判定で敗れた。

2023年6月11日、住吉区民センターでWBA世界バンタム級4位のビクトル・サンティリャンとWBA世界バンタム級挑戦者決定戦を行い、12回2-1(116-112が2者、110-118)の判定勝ちを収め、井上拓真への挑戦権を獲得した。

2024年5月6日、東京ドームにてWBA世界バンタム級王者の井上拓真に挑戦し、初回にダウンを奪うも、判定0-3で敗れ、王座獲得に失敗した。

2024年8月2日、現役引退を表明した。

2024年9月8日、引退セレモニーが行われ、合わせて井岡一法会長から井岡ジムを継承し、10月1日より「匠ボクシングジム」に改称して新会長に就任することが発表された。

戦績

  • プロボクシング:38戦 34勝 (17KO) 4敗

獲得タイトル

  • 第37代日本スーパーフライ王座(防衛5=返上)

脚注

関連項目

  • 男子ボクサー一覧
  • ボクシング日本王者一覧
  • 大阪府出身の人物一覧

外部リンク

  • 石田匠の戦績 - BoxRec(英語)

石田匠 KOで世界挑戦権つかむ!開催地未定も「倒して勝つだけ」/ファイト/デイリースポーツ online

井上拓真と石田匠は、バチバチいく! ボクシングモバイル

昨年同様12月はエディオンアリーナでボクシング観戦!

石田匠 HISTORY Part3 text by 「矜持」実行委員会 声音人 石田匠 Blog

【選手名鑑】石田 匠 ボクシングモバイル