大久手町(おおくてちょう)は、愛知県名古屋市千種区の地名。現行行政地名は大久手町5丁目から大久手町7丁目。住居表示未実施地域。
地理
名古屋市千種区南端に位置する。東は小松町、西は千種通、北は今池南に接する。
歴史
地名の由来
千種町の字大久手による。「くて」は、湿地や沼地を示す語であり、湿地を開拓して田畑を作った土地を指すとされる。当地は明治時代頃までは水田地帯であった。また、低い山手の窪地や曲がりくねった道のことを指すとする説もあるという。
沿革
- 1935年(昭和10年)11月5日 - 東区千種町の一部により、同区大久手町として成立。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 行政区の変更に伴い、千種区大久手町となる。
- 1984年(昭和59年)5月5日 - 一部が今池五丁目・今池南にそれぞれ編入される。
世帯数と人口
2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
- 国道153号
- 名古屋市道千早八事線
施設
- 吉田病院
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 464-0854(集配局:千種郵便局)。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。
統計資料
- 名古屋市総務局企画室統計課 編『昭和31年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1957年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編『昭和41年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1967年。
- 名古屋市総務局統計課 編『昭和51年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1977年。
- 名古屋市総務局統計課 編『昭和60年国勢調査 名古屋の町・丁目別人口(昭和60年10月1日現在)』名古屋市役所、1986年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編『平成2年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口(平成2年10月1日現在)』名古屋市役所、1994年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編『平成7年国勢調査 名古屋の町(大字)・丁目別人口(平成7年10月1日現在)』名古屋市役所、1996年。
関連項目
- 名古屋市の地名
- 大久手町
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、大久手町 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。


