香取神社(かとりじんじゃ)は、埼玉県さいたま市岩槻区の神社。

歴史

創建年代は不明である。ただ『神社明細帳』では「慶長二年(1597年)」に再興したと掲載されていることから、少なくとも安土桃山時代には既に存在していたものと推測される。「正福寺」が別当寺であった。正福寺は真言宗の寺院であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた。廃寺後は埼玉県南埼玉郡川通村の役場に転用され、現在は農協(南彩農業協同組合)の川通支店になっている。

1872年(明治5年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1907年(明治40年)の神社合祀により、周辺の2社が合祀された。

交通アクセス

  • 路線バス下飯塚停留所より徒歩16分。

脚注

参考文献

  • 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年

香取神社(さいたま市岩槻区長宮)

香取神社(さいたま市岩槻区長宮)

香取稲荷神社(さいたま市岩槻区新方須賀)

【神社】岩槻・大森香取神社(埼玉) YouTube

香取神社(さいたま市岩槻区大口)