『ヘンゼル & グレーテル』(Hansel and Gretel: Witch Hunters)は、2013年のアメリカ合衆国のコメディ・アクション・ホラー映画。トミー・ウィルコラ監督。3Dで製作され、2013年1月25日に公開された。グリム兄弟の童話『ヘンゼルとグレーテル』の後日談であり、ジェレミー・レナーとジェマ・アータートンがヘンゼルとグレーテル、ファムケ・ヤンセンが魔女のリーダーを演じる。
日本では紆余曲折の末(詳細は後述)、劇場未公開でDVDスルーとなった。
ストーリー
あの事件から15年後。成長し、魔女狩りを専門とする賞金稼ぎとなったヘンゼルとグレーテル兄妹を描く。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- ヘンゼル: ジェレミー・レナー(桐本琢也)
- グレーテル: ジェマ・アータートン(甲斐田裕子)
- ミュリエル: ファムケ・ヤンセン(日野由利加)
- ミーナ: ピヒラ・ヴィータラ(佐古真弓)
- ベリンジャー保安官: ピーター・ストーメア(中博史)
- ベン / ベンジャミン・ヴァルザー: トーマス・マン(髙木裕平)
- エドワード: デレク・ミアーズ(声:ロビン・アトキン・ダウンズ)
- 保安官助手#4: トミー・ウィルコラ(クレジット無し)
製作
撮影は2011年3月に始まり、ドイツのポツダムバーベルスベルクとブラウンシュヴァイクで行われた。
ウィルコラ監督は、機内で観た『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーの演技に心を打たれ、ヘンゼル役をオファーした。
続編
本作の脚本・監督であるトミー・ウィルコラは続編の脚本を執筆し終えているが、出演者のスケジュールの問題などもあり、実際に製作が継続するかは未定である。また、その後、ウィルコラの監督降板が報じられている。
日本での公開
一度2013年4月6日公開と発表されながら、その後公式サイトから日本公開日が消去され、2013年に入り「今年(2013年)公開予定」「日本での公開は正式に中止」と情報が錯綜していたが、2月17日に「パラマウント100周年公式アカウント」なるアカウントにて「パラマウントでは配給しません」との情報が流れた。結局、日本ではDVDスルーとなり、2013年7月19日にブルーレイとDVDが発売されることになった。
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「残忍さと馬鹿馬鹿しさが交錯している『ヘンゼル & グレーテル』は、ファンタジーアドベンチャーとしても、パロディとしても失敗している。」であり、143件の評論のうち高評価は16%にあたる23件で、平均して10点満点中4.03点を得ている。Metacriticによれば、25件の評論のうち、高評価は1件、賛否混在は8件、低評価は16件で、平均して100点満点中23点を得ている。
出典
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、ヘンゼル & グレーテル (映画)に関するカテゴリがあります。
- 公式ウェブサイト(英語)
- 公式ウェブサイト(日本語)
- ヘンゼル&グレーテル - allcinema
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - オールムービー(英語)
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - IMDb(英語)
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - TCM Movie Database(英語)
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - Rotten Tomatoes(英語)



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